お墓を建てる時期
お墓はいつまでに建てなければならないのでしょうか？
法律上の規定
「墓地、埋葬等に関する法律（墓地埋葬法）」には、遺骨をいつまでにお墓に納骨しなければならないとは定められていません。そのため、遺骨を手元に置いておきたければ、いつまでも置いておいて問題がないので、お墓は、原則いつ建てても問題ないことになります。
一般的にお墓が建てられる時期とは
お墓がすでにある場合は、通常、四十九日の法要に合わせて納骨することが、もっとも多く行われています。しかし、お墓がない場合、お墓を建てるには最短でも１、2カ月はかかると言われているので、四十九日に間に合わせるのは難しいでしょう。
この場合は、一周忌までにお墓を建てて、その日に納骨することが多いようです。あるいは、お彼岸やお盆、祥月命日などにも行われます。それらの日に間に合うようにお墓を建てると良いでしょう。
なお、遺骨を家に長く置いておきたくないという場合、生前であってもお墓を建てておくことができます。生前にお墓を建てることは「寿陵」と呼ばれ、決して縁起の悪いことではなく「寿」の文字が入っていることからも分かる通り、「長寿」、「子孫繁栄」、「家内円満」を招く良い行いと考えられています。そのため、生前にお墓を建てて置くことを考えておいても良いでしょう。
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